外貨預金と外国為替証拠金取引の違い

外貨預金は銀行と個人の間で行われる取引であり、11回レートが公示されれば、翌日までレートに変動はありません。銀行や両替所で目にするレートが変化し続けているわけではないことからわかると思います。


外国為替証拠金取引と外貨預金には、一つ大きな違いがあります。それは満期があるかどうかということです。外貨預金の定期預金には満期があり、外国為替証拠金取引にはありません。したがって、外貨預金は利益が出そうなタイミングを迎えたとしても、解約することができません。つまり、利益を得るタイミングを逃してしまう場合があるということです。


満期のある外貨預金と、満期のない外国為替証拠金取引を運用した場合を比較してみましょう。1豪ドル83円のレートで、満期1年の10万豪ドルの外貨預金をした場合。数ヵ月後に豪ドルが高騰して、その時に売れば利益が出るとしても、満期の1年という期間が定められているために売ることができません。ところが、満期を迎えた時には、外貨預金を始めた時のレートに戻ってしまっていたのです。最初と同じレートなので損はしていないと思うかもしれませんが、手数料のせいで損をしてしまいます。


一方、外国為替証拠金取引の場合。1豪ドル83円で取引を開始し、高値をつけた時にすぐに売ることができます。手数料も外貨預金より安いため、問題なく利益が出ると思います。このように、いつでも取引ができる外国為替証拠金取引は、外貨預金よりも有利であるといえるでしょう。