外国為替市場は巨大

外国為替市場では、外国為替証拠金取引が行われています。この市場は、1日あたり1兆ドル超の莫大なお金が動く巨大なマーケットです。世界中のどこをみても、これほど巨額のお金が動く市場ないと思います。東京証券取引所の1日の売買額が約1.5兆円であることを考えれば、外国為替市場がどれだけ大きいかわかるでしょう。


そして、規模が大きいことは、個人投資家とってのメリットにもなります。株の世界には、大きな資金を持ったあるグループが意図的に株価を操作し、その差益を稼ぐという「仕手株」というものがあります。株式市場程度の規模であれば、ある程度の資金力があれば取引量の小さい株の株価を操ることができるそうです。個人投資家が株の世界で利益をあげようとしても、資金力の差で圧倒的に不利だと言わざるを得ないでしょう。


為替市場であればあまりに規模が大きいため、資金力でレートを操作することは不可能に近いです。投資できる金額に差はあるものの、ほぼ同じ立場で戦うことができるでしょう。日銀や中央銀行といった国家規模の機関が相場に介入して相場を調整することはありますが、相場の変動は一時的なもの。大幅にレートが変わることはほとんどありません。規模が大きい分、銀行の介入の影響も出にくいということです。したがって、為替市場は一部の人の影響を受けることのない公平な市場であると考えられます。個人投資家であれば、株取引ではなく外貨の取引に参入するのが賢明でしょう。